つがる市稲垣町の一本タモはご存知ですか。
津軽為信公が津軽平定の時、この地を訪れ新田開発の
決意をさせたといわれているこの木。
正式名は「ヤチダモ」。
トネリコの仲間で水気の多い場所に生育します。
コンクリート整形した箇所がかつての台風で崩れ、
衰退が懸念されたことから
2年前に本会が土壌改良と不定根誘導の治療を
実施したそうです。
一本タモを愛する地元の方と市の依頼により、
今年も治療する計画があがっています。
現場にいってみると、、、
2年前の成果が現れているようです。
若い枝の勢いがあり、芽もふっくりと
豊かでした。
写真を撮った後、じっくりみると、芽から
花らしきものがうっすら見えています。
撮影したのが15日ですから、
もう開いている頃でしょう。
不定根も小さいながら確認!(写真がないのが残念!)
今年は発生した根をさらに誘導することで、幹部分の固定を望みたいところです。
枝は元気ですが、コンクリート整形をした場所が崩壊しているため、
とてもバランスが悪い状態なのです。
支柱がなければ、折れてしまう心配は否めません。
幹が丈夫になるまで、なんとか折れないでいてほしい、、、
そんな気持ちになってしまいました。
それでも今は元気いっぱいなタモ。
気になる方はどうか見に行ってみてくださいね!
場所は
つがる市稲垣町豊川千代島107-18
つがる市役所稲垣支所近くの交差点すぐ右側の三角地です。
2013年4月23日火曜日
2013年4月16日火曜日
こんにちは!NPO法人青森県樹木医会です。
本日よりブログを開始します。よろしくお願いします。
青森市問屋町にある大星神社。
ここには、津軽九代寧親藩主の参詣の
時にお手植えされたといわれている
推定350年のシダレザクラが15本ほど
残っています。
かつては樹勢がかなり弱っていたのですが、
15年ほど前に市民によるシダレザクラの再生運動が
起こったのがきっかけで、毎年土壌改良等の治療を
続けてきました。
現在は、主となるシダレザクラの空洞部も3分の1まで
埋まり、回復してきています。
春は隠れた名所として知られているシダレザクラ。
このシダレザクラ達をもっと元気にしよう!ということで
今年も樹勢回復を行います。
今回は町内会と神社の協力をいただきながら、多くの方と作業を行う予定です。
作業は土壌改良がメインになります。
土壌改良は根を傷めないように地面を掘り起こし、肥料と土を混ぜていく、という
地味で時間がかかる作業です。
でも、数年後、より多くのシダレザクラが生き生きと花を咲かせることができたら、、、!
ここを更なる名所にするためのお手伝いをしませんか?
開催日時はこちら↓
平成25年6月15日(土)9時~12時
あと1~2週間でサクラも開花します。
ぜひ一度見に行ってみてください。
境内の中にメタセコイヤやコウヤマキ、
イチョウもありますので、
樹木が好きな方はこちらもどうぞ!
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