つがる市稲垣町の一本タモはご存知ですか。
津軽為信公が津軽平定の時、この地を訪れ新田開発の
決意をさせたといわれているこの木。
正式名は「ヤチダモ」。
トネリコの仲間で水気の多い場所に生育します。
コンクリート整形した箇所がかつての台風で崩れ、
衰退が懸念されたことから
2年前に本会が土壌改良と不定根誘導の治療を
実施したそうです。
一本タモを愛する地元の方と市の依頼により、
今年も治療する計画があがっています。
現場にいってみると、、、
2年前の成果が現れているようです。
若い枝の勢いがあり、芽もふっくりと
豊かでした。
写真を撮った後、じっくりみると、芽から
花らしきものがうっすら見えています。
撮影したのが15日ですから、
もう開いている頃でしょう。
不定根も小さいながら確認!(写真がないのが残念!)
今年は発生した根をさらに誘導することで、幹部分の固定を望みたいところです。
枝は元気ですが、コンクリート整形をした場所が崩壊しているため、
とてもバランスが悪い状態なのです。
支柱がなければ、折れてしまう心配は否めません。
幹が丈夫になるまで、なんとか折れないでいてほしい、、、
そんな気持ちになってしまいました。
それでも今は元気いっぱいなタモ。
気になる方はどうか見に行ってみてくださいね!
場所は
つがる市稲垣町豊川千代島107-18
つがる市役所稲垣支所近くの交差点すぐ右側の三角地です。
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