今回は、三内丸山遺跡六本柱のクリ樹皮を使っての草木染めです。
講師は、当時六本柱の建立に関わった斎藤樹木医です。
柱の材料となった背景等を説明した後、
いよいよ草木染の開始です。
今回は3種類の媒染を使います。
上から錫、銅、鉄 |
参加者の皆様に好みの色を選んでいただきました。
今回染めるハンカチは木綿のため、下処理から行います。
同時に染液も煮出していきます。
クリの染液は比較的出やすく、ハンカチの下処理を行っているうちに
ちょうどよい濃さになりました。
染色のスタートです。
ハンカチが外にでないように箸で押さえること30分。
地道な作業が続きますが、皆さんその時間をおしゃべりや講師への質問等で
思い思いに過ごしてくださいました。
30分すぎたら、今度は媒染液を入れて再度同じことを30分。
今回の媒染は、鉄、銅、錫です。
媒染液を入れると色が変わって皆さんびっくりされていました。
30分過ぎたら、今度はソーピング剤に入れて色の定着をします。
やっと完成です。
染める前にゴムでしばりを入れた方は、個性あふれる模様が生まれていました。
今回はノリがよい方が多く、作業後もとても楽しげでした。
参加者の皆様、長時間お疲れさまでした。
次回は、2月15日日曜日、どんぐりクッキー作り教室です。
三内丸山遺跡での年間行事はこれで最後になります。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
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