2014年6月18日水曜日

大星神社シダレザクラ土壌改良

6月14日(土)、青森市妙見にある大星神社シダレザクラの土壌改良を行いました。
 
 
 
 この作業は、10数年以上当会会員とシダレザクラを見守ってきた市民の方々で
毎年行っているものです。

今年は17名で土壌改良を行いました。

大星神社には樹齢350年のシダレザクラのほかに、
シダレザクラが9本ほどあります。

今回は9本のシダレザクラのうち2本をメインに作業をおこないました。
(樹齢350年のシダレザクラにも軽く土壌改良とお礼肥をしています。)

土壌改良は、根元から1m程度離れた場所を丁寧に掘り起こし、
掘り起こした土に有機質改良剤と活性炭を混ぜこむ、という地道な作業ですが、
みなさん、わいわいと会話をしながらの作業で活気にあふれていました。


天気が心配でしたが、作業の間はほとんど雨がふらず、かつ涼しく、
と快適な天気になってくれました。

来年も行う予定ですので、興味のある方は来年ぜひご参加ください!





2014年6月10日火曜日

縄文植物園管理体験講座を開催しました。

HPのほうには紹介していましたが、
今年度、三内丸山遺跡にて三内丸山応援隊の協力を得ながら
自然体験教室を開催しています。
(詳細は 青森県樹木医会HPをご覧ください。)

6月8日日曜日は、敷地内にある縄文植物園の管理と
来月開催する染物教室に使う染材収集を行いました。

リピーターさんが半分、染物が好きで参加してくれた初めての方が数名、
という参加者構成で、作業開始です。

「縄文植物園」という名前はありますが、実際はほとんど機能しておらず、
言われないとわからない場所にあります。

三内丸山遺跡に行かれたことがある方は、遺跡の反対側の広場の奥、
といったらわかるでしょうか。
 遺跡にいかずに、広ーい広場をずーっと歩いていくと、林の手前に
立ちならぶ棚と植栽木の空間が。そこが縄文植物園になります。


よくみると縄文文化にゆかりがある、
ヤマブドウ、オニグルミ、クルミ、トチノキなどが植栽されています。

今回は、棚にからまるヤマブドウ、サルナシ、アケビの蔓類の管理を行いました。

枯枝を取り除き、必要な場所は剪定し、草を抜き、肥料をやります。

皆さん一生懸命働いていました。

途中、染物の材料になるアカソを見つけたので、
収集することにしました。
アカソは、葉と、茎の表皮の部分が染めるのに適しているのだそうです。
作業がミズの筋剥きに似ていますね。

作業の帰り道、外来種であるブタナの花も採取しました。
黄色い色の染物として使える、ということでしたが、
採取しているとくしゃみがとまらず、、、鼻炎持ちの方がマスクが必要ですね。



ブタナは採れたてを染めるそうですが、乾燥でも染めることができるか実験することになりました。

乾燥させて、来月の染物教室に挑みます。

次回開催は、7月13日(日)。

縄文遺跡周辺で採れた植物を使って、染物体験をたのしみませんか。
 

詳細はこちら↓
http://aojyumokui.sakura.ne.jp/kusakizome.pdf
(青森県樹木医会のHPにリンクしているpdfファイルです。)